大学生の上京費用の相場はいくら？費用を安く抑えるためのポイントを紹介！

大学生になったら上京したい、上京する予定があるという方にとってまず最初の関門となるのが、上京する際の費用でしょう。

この記事では、大学生が東京へ上京するときに必要な費用の相場を解説していきます。また、できるだけ上京費用を安く抑えるためのポイントも合わせてご紹介します。

上京の予定直前になって、「ここにもお金が必要なの！？」「用意していた予算だけじゃ足りない！」といった事態にならないためにも、しっかりチェックしておきましょう。

【学生の上京費用の相場について】初期費用の相場は50万以上？

ではまず、大学生が上京するために必要な初期費用の相場はだいたいいくらなのでしょうか。

一般的に、大学生が東京へ引っ越すために必要な費用は最低でも50万円と言われています。

そんなにかかるの！と驚きの方もいらっしゃるかと思いますので、ここから具体的な内訳をご紹介します。

【学生の上京費用の相場について】上京のために必要な初期費用目安

上京のする際の初期費用の内訳は、以下のとおりです。

部屋の初期費用	家賃の4,5ヶ月分
引越し費用	5〜10万
家具・家電の費用	10〜15万
1ヶ月目の生活費	10〜15万

※出典：Rooch 

部屋の初期費用は、敷金・礼金、仲介手数料などを含めると家賃の4,5ヶ月分が目安です。部屋によっては敷金・礼金がかからないものもあったりしますが、基本的に必要だと覚えておきましょう。

引っ越し費用は、引っ越し業者に頼んだ場合の料金と梱包材などを含めた金額です。

これも、もともと住んでいる地域によって費用に差はありますが、一人暮らしの大学生の引っ越し費用の相場は5〜10万円ほどです。

新しく部屋に住むとなると、やはり家具や家電は新しく購入しなければいけません。実家から持ってくる、という手段もありますが実家のある地域によっては運送料を考慮したら結局買った方が安かった、なんてこともあります。

最後に、上京して1ヶ月目の生活費です。

東京でアルバイトなどを始めても、給料が入ってくるのは翌月以降なので、最低でも1ヶ月分の生活費は用意しなければなりません。

東京で大学生が1人暮らしする場合の生活費の相場は、だいたい10〜15万円となっています。

これらを全て合わせた金額が、大学生が上京するときに必要な費用の相場となっています。

【学生の上京費用の相場について】最低でも50万円は必要

大学生の一人暮らしの部屋探し専門サイト「学生Walker」によると、 東京に一人暮らしする大学生が住む部屋の家賃相場は、だいたい5〜10万円です。

先程ご紹介した初期費用の目安を参考にすると、家賃が5万円の部屋に住むとしても初期費用は50万円となってしまいます。

もちろん、家賃5万円以下の部屋もあるにはありますが、そういった部屋はセキュリティ、防音などの問題がある場合が多いので、おすすめできません。

つまり、上京してからも快適に一人暮らしをしたいのであれば、最低でも初期費用50万円は必要だということになります。

【学生の上京費用の相場について】部屋によっては100万円近く必要な場合も

上京する学生の初期費用は最低でも50万円必要、と解説しましたが、それ以上の費用が必要になる可能性もあります。

例えば、女性の場合ですと、やはりセキュリティがしっかりしているマンションに住みたいですよね。

そういったマンションは、一般的な大学生向けのアパートと比べると家賃は割高になってきます。その場合、必要な初期費用は当然ですが高くなってしまいます。

家賃だけではなく、家具や家電を高級なブランド品などで揃えると初期費用は跳ね上がり、によっては100万円近く必要になってしまう可能性があります。

特に上京する予定のある女性は、できるだけ家賃が安くセキュリティも充実した部屋を探しましょう。

【学生の上京費用の相場について】初期費用を安く抑えるポイント

大学生が上京するときの費用は、50万円前後が相場と解説しましたが、できることならもっと安く抑えたいですよね。

ここからは、上京の初期費用をできるだけ安く抑えるためのポイントをいくつかご紹介していきます。

できるだけ費用を抑えたいという方は、ぜひチェックしておきましょう。

【学生の上京費用の相場について】家賃の安い部屋を選ぶ

先ほど解説したように、上京するときの初期費用で大きな割合を占めているのが部屋の初期費用です。

新たに部屋を契約するとき、家賃以外にも敷金、礼金、仲介手数料、保証会社利用料などさまざまな料金を支払う必要があります。

そしてこれらの金額は、契約した部屋の家賃が基準になっていることがほとんどです。具体的には、敷金は家賃1ヶ月分、保証会社利用料は家賃0.5ヶ月分あたりが相場とされています。

つまり、家賃の安い部屋を契約すれば、契約に必要な初期費用はぐっと安くなるのです。

地方にお住まいの方でも、最近ではネット上で物件を探すことができるので、できるだけ安い物件を根気強く探しましょう。

 家賃の安い部屋を探すことができれば、上京のための初期費用はかなり抑えることができます。

しかし家賃以外にも、初期費用を抑える方法はいくつかあります。

【学生の上京費用の相場について】初期費用の抑え方②敷金・礼金0円の部屋を選ぶ

先ほど解説したように、新しく部屋を契約するときには敷金、礼金などを支払う必要があります。

しかし、中には敷金、礼金がかからない部屋もあるのです。

敷金、礼金は合わせて家賃2ヶ月分辺りが相場ですので、この料金を支払わないだけでも、初期費用はかなり安くできるのです。

「敷金・礼金なしの物件を探したい！」という方は、SUUMOやライフルホームズなど、ネット上で部屋探しができるサイトで「敷金・礼金なし」を条件に検索してみましょう。お得かつ好条件の物件と出会えるチャンスです。

【学生の上京費用の相場について】初期費用の抑え方③できるだけ安い家具・家電を選ぶ

家具・家電の費用も、上京の初期費用においてかなりの割合を占めています。

いかに安く家具・家電を揃えることができるかは、上京費用を抑えるためには重要です。

特に家電に関しては新品を揃えるのがもちろん安心・安全なのですが、リサイクルショップなどで中古品を購入する方が圧倒的に安いです。

また、最近では近所に住んでいる人から使わなくなった家具・家電を無料または格安で譲ってもらうための掲示板などもあるので、活用してみましょう。

こちらでも学生が上京する時にかかる費用の相場についてまとめられているので、ぜひ一度ご覧ください。

【学生の上京費用の相場について】大学生の月々の生活費の相場とは？

無事上京のための初期費用を抑えることができたとしても、また油断は禁物です。

上京して最初の1ヶ月目の生活費は初期費用に含まれていますが、それ以降の生活費をどうやって捻出するかは上京後の生活において重要です。

ここからは大学生の月々の生活費の相場について解説していきます。

【学生の上京費用の相場について】東京で一人暮らしした場合の生活費

先ほどご紹介しましたが、大学生が東京で一人暮らしする場合の生活費の相場は、だいたい10〜15万円程度となっています。

もちろん人によって差はありますが、一般的な大学生の生活であればこの程度に収まると考えて良いでしょう。

生活費の中には家賃や食費、光熱費だけではなくネット・スマホの利用料金なども含まれていますので、これらの料金を抑えることで生活費を安くすることができます。

上京してから慌ててネット回線などを選び始める、なんてことがないように、上京前にしっかりと料金プランを調べて事前に契約をしておきましょう。

【学生の上京費用の相場について】仕送りがあっても厳しい場合も

上京して一人暮らしをしている大学生の中には、親からの仕送りによって生活している人もいます。

しかし、親から大学生の子供に送る仕送りの平均は、およそ月々10万円と言われています。

先ほどご紹介しましたが、大学生の一人暮らしで必要な生活費の相場は、1ヶ月につき10〜15万円です。

もちろん10万円あれば生活できる、という方ももちろんいますが、サークル活動などをしている大学生にとっては10万円だけで生活するのは厳しいという場合も多いのです。

せっかく大学生になって上京したのだから、遊びも日常生活も充実させたい！という方は、アルバイトを始めてみましょう。

アルバイトはただ給料がもらえるだけでなく、新たな人間関係や社会経験を得ることができるので、仕送りだけでも生活にある程度余裕がある、という方も一度はやってみることをおすすめします。

【学生の上京費用の相場について】まとめ 

大学生になって初めての上京、一人暮らしとなると不安でいっぱいになってしまうかと思います。

ただ、スタートダッシュさえうまく切ることができたなら、その後の東京での生活もきっと充実したものになるでしょう。

上京時の費用について悩む方は少なくありません。

こちらでも学生が上京時の費用相場について質問しているので、ぜひ参考にしてください。

今回ご紹介した初期費用についての情報を活用して、上京に向けたスタートダッシュを切りましょう。